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失敗しても大丈夫!固まらなかった・余ったチーズケーキのリメイク案

失敗しても大丈夫!固まらなかった・余ったチーズケーキのリメイク案

チーズケーキを作ったのに、切ったら崩れた。冷やしても固まらない。そんな瞬間って、ちょっと心が折れますよね。でも大丈夫です。固まらなかった生地は、カップに盛れば一気に映えるし、凍らせればアイスになり、焼けば別のお菓子に生まれ変わります。この記事では、失敗作や余りを捨てずに、おいしい「ごほうび」へ復活させるリメイク案をまとめました。今日の落ち込みを、明日の楽しみに変えていきましょう。

目次

固まらない原因をサクッと確認(まずは安全においしく)

「冷やし不足」かどうかを見分けるコツ

まず疑いたいのは、単純に冷える時間が足りていないケースです。特にレア系(焼かないタイプ)は、冷蔵庫に入れてすぐは「とろっとして当たり前」。切り分けたときに崩れるから失敗、と決めつけなくても大丈夫です。

見分け方は簡単で、器の底まで全体が同じ柔らかさかどうか。表面だけ少し固く、中がゆるいなら冷え途中のことが多いです。型の場合は、中心を軽く押して指の跡が戻るか確認してください。戻りが遅いなら、まだ落ち着いていません。

対策は、冷蔵庫の奥(温度が安定)に移し、最低でも数時間、できれば一晩。急ぎなら冷凍庫に短時間入れて助走をつけ、その後は冷蔵に戻すと、食感が“固まる方向”に整っていきます。ただし凍らせ過ぎると、切ったときに割れやすいので、まずは30分単位で様子見が安全です。

ゼラチン・寒天の“効き”が弱いときの典型パターン

固め材料が入っているのに固まらないなら、分量・温度・混ぜ方のどれかに理由があることが多いです。ゼラチンは、しっかりふやかし、溶かし切ってから混ぜないと「効きムラ」が起きます。寒天は逆に、沸騰後にしばらく加熱して溶かし切らないと、固まりが弱くなります。

ありがちな落とし穴は、熱いゼラチン液を冷たい生地に入れて一気に冷やしてしまい、細かい粒のように固まってしまうパターン。これだと全体は固まらず、口当たりもざらつきます。対処は、ゼラチン液に生地を少し混ぜて温度を近づけてから、全体に戻すこと。いわゆる“なじませ”です。

また、酸味が強い材料(レモン果汁を大量、パイナップルなど)を入れると、固まりが弱くなることがあります。心当たりがあるときは、リメイクでは「冷やして固める」より「層にする」「焼く」「凍らせる」の方向に舵を切ると成功率が上がります。

クリームチーズの温度で失敗しやすいポイント

クリームチーズが冷たすぎると、混ぜてもダマが残りやすく、そのまま他の材料を入れると全体が均一になりません。逆に温めすぎると、油脂分が分離しやすくなって、舌触りが重くなったり、表面にテカりが出たりします。

理想は、指で押すとスッとへこむ程度。電子レンジで温めるなら、短い時間を繰り返して「少し柔らかくなったら止める」が安全です。ダマが残ったまま固め材料を入れると、固まりも味もムラになりやすいので、最初のなめらかさが一番の土台です。

すでに失敗してしまった生地は、リメイク前に一度なめらかに整えるだけで化けます。ボウルの外から湯せんで少しだけ温め、泡立て器でゆっくり混ぜ直す。分離気味なら、少量のヨーグルトや生クリームを足して“つなぐ”と落ち着きやすいです。ここで無理に空気を入れないのがポイントです。

生焼け・分離っぽいときに避けたいこと

焼いたチーズケーキが固まらない場合、単なる冷え不足だけでなく、焼成不足や加熱ムラも考えられます。ただし「もう一回強火で長く焼けばいい」とやると、表面だけ乾いて中がぼそぼそになりがちです。分離っぽい場合も同様で、追い加熱で油脂がさらに出て、見た目が悪化することがあります。

避けたいのは、急な温度変化です。熱いまま冷蔵庫に入れる、焼き上がり直後に冷風を当てる、冷えたものをいきなり高温に入れる。これらは割れやすく、食感も荒れやすいです。焼き直しをするなら、低めの温度で短時間、様子を見ながらが基本になります。

もし卵を使うタイプで中心が明らかに液状なら、切り分けて小さくしてから加熱するリメイクが向きます。ミニサイズにすると熱が入りやすく、失敗の原因を“形”で解決できます。後半で紹介する「ミニ焼き直し」「プディング化」は、そのための逃げ道です。

食べてOK?判断の目安と保存の基本

味の問題より大切なのが安全です。乳製品を使うお菓子は、室温に長く置かないのが基本。調理後や購入後は、2時間以内に冷蔵・冷凍に入れる目安が各国の食品安全情報で繰り返し説明されています。暑い環境ではさらに短くする考え方です。

食べてよいかの判断は、見た目とにおいだけに頼りすぎないことも大切です。とはいえ家庭では、次の変化が出たら無理はしないでください。「酸っぱいにおいが強い」「表面がねばつく」「水っぽさが増え続ける」「カビが見える」。一つでも当てはまれば処分が安全です。

保存の目安は、冷蔵で数日、冷凍でより長く、が一般的に案内されています。チーズケーキの冷蔵保存は3〜4日を目安にする情報が多く、出しっぱなしは2時間が一つの区切りとして語られます。

状態まずやることその後のおすすめ
冷やし不足っぽい冷蔵庫の奥でしっかり冷やすカップ系、トライフル
分離っぽい湯せんで少し温めて混ぜ直す焼き直し、プディング
余りが多い小分けしてすぐ冷凍アイスケーキ、ディップ

そのまま“盛るだけ”で勝ち:カップ系リメイク5選

なんちゃってティラミス(ココアでまとまる)

柔らかいチーズ生地は、ティラミスに寄せると驚くほど“完成品感”が出ます。ポイントは、形を作ろうとしないこと。カップに、砕いたビスケットやスポンジ、コーヒーを軽くしみ込ませた土台を作り、その上にチーズ生地をのせます。柔らかいほど、土台のすき間に入って一体感が出ます。

味の調整は、インスタントコーヒーでも十分。コーヒーが苦手なら、ココアやミルクティーでも成立します。仕上げはココアパウダーをふるだけで見た目が締まり、多少のゆるさは気になりにくいです。お酒を使うなら、少量のラムやコーヒーリキュールが合いますが、入れなくても問題ありません。

もし生地が甘すぎると感じたら、土台を無糖のコーヒー寄りにするか、ヨーグルトを少し混ぜて酸味で整えると食べやすくなります。逆に甘さが足りないなら、土台側に砂糖を少し足すのが安全。生地に足すと混ぜムラが出やすいので、層で調整するのが失敗しにくい方法です。

いちご・ベリーのパフェ(酸味で一気に締まる)

固まらない生地の“ゆるさ”は、果物の酸味と合わせると長所になります。いちご、ラズベリー、ブルーベリーは、甘みと酸味のバランスがよく、チーズのコクを軽く見せてくれます。カップに、コーンフレークやグラノーラ、果物、チーズ生地の順に重ね、最後に果物をたっぷりのせれば見た目がパフェになります。

おすすめは、果物を少しだけつぶしてソース状にすること。砂糖は控えめで大丈夫です。ソースができると、生地が多少ゆるくても“狙ってとろける”感じに見えます。ミントがなくても、レモンの皮を少し削るだけで香りが立ち、専門店っぽい雰囲気になります。

余った生地が多いときは、果物を変えて連続で作ると飽きにくいです。ベリー系が手に入らない時期なら、オレンジやキウイでも合います。水分が多い果物を使うときは、カップの底にコーンフレークを入れすぎないのがコツ。時間が経つとしんなりするので、食べる直前に土台を入れるとサクッと感が残ります。

クッキー&ビスケットのトライフル(層で成功に見える)

トライフルは「層にするだけで映える」リメイクです。透明カップがあれば、もう勝ち。砕いたクッキー、チーズ生地、ジャムやフルーツ、またクッキー、のように重ねると、多少の失敗が“レイヤーのデザイン”に変わります。

クッキーは、バター系が合います。市販のバタークッキー、オレオ、全粒粉ビスケットなど、どれでもOK。ポイントは、砕き方を2種類にすること。細かい粉と、少し大きめの欠片を混ぜると食感が単調になりません。チーズ生地がゆるいほど、粉の部分が水分を吸って自然にまとまります。

ジャムを使うなら、酸味があるものがバランスを取りやすいです。いちご、ブルーベリー、マーマレードなど。甘さが強い生地のときは、ジャムを少なめにして、代わりにプレーンヨーグルトを薄くはさむと軽くなります。最後にナッツやチョコチップを少量散らすと、食感と香りが増えて“作り直した感”が薄れます。

和風あんこ&きなこの“和チーズ”カップ

チーズのコクは、和の甘味とも相性がよいです。柔らかい生地は、カップに入れて「和風のクリーム」として扱うとスムーズ。底に砕いた黒糖かりんとうや、きなこクッキーを敷き、チーズ生地を入れ、上にあんこをのせます。仕上げにきなこをふれば、あっという間に和スイーツになります。

あんこは粒あんでもこしあんでも。塩気が少しあると味が締まるので、無塩の生地なら、あんこ側にほんの少し塩を混ぜてもよいです。黒蜜があれば少量たらすと香りが増しますが、入れすぎると甘さが過剰になりやすいので、あくまで香り付け程度が安全です。

このアレンジは、酸味が苦手な人にも受けやすいのが強みです。もし生地の酸味が強いと感じるなら、上から甘いあんこをしっかりのせると丸くなります。逆に甘すぎる場合は、抹茶を少し混ぜたきなこをふると苦みでバランスが取れます。見た目も落ち着いて、手土産っぽくなります。

塩キャラメル×ナッツの大人デザート

「甘い+塩気+香ばしさ」は、ゆるいチーズ生地を一気に高級感寄りにしてくれます。キャラメルソース(市販でOK)を少量かけ、ローストナッツを散らし、最後にごく少量の塩を足す。これだけで味が締まり、スプーンが止まらない系のデザートになります。

ナッツは、アーモンド、くるみ、ピーカンナッツなど。砕きすぎず、食感が残るサイズが向きます。キャラメルが濃いときは、生地の甘さとのバランスが崩れやすいので、ソースは“線を引く程度”から始めて調整してください。塩は入れすぎると苦く感じるので、指先でひとつまみを高い位置からパラッと落とすくらいがちょうどいいです。

もし分離気味で口当たりが重い生地なら、ナッツの香ばしさが救ってくれます。さらに、少量の生クリームを足して軽く混ぜると、まとまりがよくなります。コーヒーや紅茶と合わせやすいので、来客用の“おまけデザート”としても便利。余りが少しでも、カップに盛るだけで一皿になります。


焼く・冷やすで形にする:リカバリー系リメイク5選

オーブンで「焼き直し」ミニチーズケーキにする方法

固まらない生地を“焼いてしまう”のは強い手です。特にレア系の生地は、加熱で卵や乳のたんぱく質が固まり、形が出やすくなります。方法は簡単で、耐熱の小さな器(マフィン型やココット)に流し、低めの温度で様子を見ながら焼きます。大きい型よりミニのほうが失敗しにくいです。

焼く前に、生地を一度なめらかに整えるのが重要です。ダマがあるとそこだけ固さが変わり、見た目が荒れます。表面が焦げそうなら、途中でアルミホイルを軽くかぶせます。焼き上がりは、中心が少し揺れる程度で止め、粗熱が取れてから冷蔵庫へ。冷えると落ち着いて、しっとりした食感に変わります。

味がぼやけるときは、焼く前にレモンの皮を少し入れる、バニラを足す、塩をほんの少し入れる、など香りと輪郭を足すと“作り直した感”が出ます。焼き直しは、元の失敗を逆に強みにできる方法です。うまく行けば、最初からミニで作ったような完成度になります。

タルト台に流して“チーズタルト風”に復活

タルトは「土台がしっかりしている」ので、上が少し柔らかくても成立します。市販のタルトカップを使えば一気にハードルが下がりますし、砕いたビスケット+溶かしバターを押し固めて自作してもOKです。そこに固まらない生地を流し、冷蔵で落ち着かせます。

ここでのコツは、土台を少し固めに作ること。バターを入れすぎるとベタつきますが、少なすぎると崩れます。押し固めたあと、冷蔵か冷凍で短時間冷やして“先に土台だけ安定”させると、上の生地がゆるくても切り分けやすいです。

仕上げに、表面へレモンカードやジャムを薄く塗ると、見た目がきれいで、味も締まります。焼くタイプに寄せたいなら、表面だけ軽く焼いて香ばしさを出す方法もありますが、まずは「冷やして落ち着かせるタルト」が安全。余りが少ないときは、タルトカップに1つずつ流すだけで、見た目が一気に華やぎます。

冷凍して「アイスケーキ」化(凍らせて解決)

「固まらないなら凍らせればいい」は、いちばん分かりやすい解決策です。冷凍すると甘みの感じ方も少し変わり、もったりした生地がさっぱり寄りに見えます。保存もできるので、余りが多いときほど向いています。

やり方は、食べやすい容器に移し、表面を平らにしてから冷凍。途中で一度混ぜると、空気が入り過ぎない程度に口当たりが軽くなります。完全にカチカチになったら、冷蔵庫に移して少し戻し、スプーンが入る硬さで食べるのがおすすめです。急いでいるなら室温で少し置いてもいいですが、放置しすぎないようにします。

冷凍向きの味変として、チョコソース、ナッツ、クッキーのトッピングが相性抜群です。フルーツを入れるなら、冷凍ベリーが便利。食べるたびに違うトッピングにすると飽きにくいです。長く置くと匂い移りや乾燥が起きるので、ラップでぴったり覆い、さらに容器のふたで二重にすると安心です。

パンに染み込ませる「チーズケーキ風プディング」

柔らかい生地は、パンにしみ込ませると“狙ったデザート”になります。食パンやバゲットの端など、余りがちなパンを一口大に切り、耐熱皿に並べて、チーズ生地を上からかけます。パンが吸ってくれるので、ゆるさが自然に解決します。

ここに牛乳や卵液を足すと本格的になりますが、まずは生地だけでも十分。甘さが足りないなら砂糖を少し、香りが欲しいならバニラやシナモンを少し。表面にバターをほんの少し散らし、オーブンやトースターで焼くと、上が香ばしく、中はとろっとしたプディングになります。

注意点は、焦げやすいこと。特に砂糖が多い生地は色が付きやすいので、様子を見ながら加熱し、途中でアルミホイルをかぶせると安全です。仕上げに粉糖があれば軽くふるとまとまりますが、なくても大丈夫。温かいうちに食べても、冷やして食べてもおいしいので、作り置きにも向きます。

クランブルをのせて「ベイクド風」焼きデザート

焼き直しよりさらに気楽なのが、上にクランブルをのせて“焼きデザート化”する方法です。耐熱皿にチーズ生地を入れ、薄く平らにし、上にクランブル(小麦粉+砂糖+バターを指でそぼろ状にしたもの)を散らして焼きます。クランブルが香ばしくなると、全体の満足度が上がります。

クランブルは、オートミールや砕いたクッキーを混ぜてもおいしいです。甘さが強い生地なら、クランブルの砂糖を控えめにして調整します。焼いている間に水分が少し飛び、表面が“ケーキらしい”雰囲気になります。多少ゆるくても、スプーンですくうデザートとして成立します。

食べ方は、温かいままアイスを添えるのもよいですし、冷やしてしっとりさせてもおいしいです。余りが少ないときは、ココットに小分けして焼くと見た目が良く、火も通りやすいです。失敗を隠すのではなく、香ばしさで別のお菓子に作り変えるイメージでやると気が楽になります。


おやつに変身:混ぜる・挟む・のばす系5選

ホットケーキ/パンケーキの“チーズクリーム”に

固まらない生地は、ソースやクリームとして使うと最初から目的に合います。焼き立てのホットケーキにのせると、熱で少しとろけて広がり、リッチな味になります。メープルシロップの代わりに使う感覚です。

おすすめは、生地に少量のレモン汁を足してから使う方法。甘さが引き締まり、後味が軽くなります。逆に酸味が強い生地なら、はちみつやバナナと合わせて丸くするのが簡単です。フルーツを添えると“朝食カフェ”っぽくまとまります。

保存は、小分けにして冷蔵し、使う分だけ取り出すのが楽です。使うたびに、シナモンをふる、ココアを混ぜる、ピーナッツバターを少量混ぜるなど、香りを変えると飽きません。生地の失敗を、むしろ「万能クリームができた」と考えると気持ちが切り替わります。

クレープのフィリング(柔らかいほど合う)

クレープは、フィリングが少し柔らかいほうが食べやすいお菓子です。つまり、固まらなかったチーズ生地は相性がいい。クレープ生地に広げて、バナナやいちごを置いて巻くだけで、ちゃんと“クレープ屋さんの味”になります。

ポイントは、広げる前に生地の温度を少し上げること。冷蔵庫から出して数分置くと伸びがよくなり、薄く塗れます。厚く塗ると巻いたときに飛び出しやすいので、まずは薄く。足りなければ食べながら足すくらいがきれいです。

味変としては、チョコソース、ナッツ、ジャムが定番ですが、意外と合うのが黒こしょうをほんの少しだけ。大人向けになります。子ども向けなら、ココアやチョコチップのほうが安心です。余りが少ないときでも、クレープにするとボリュームが出るので、満足感が高いリメイクになります。

チーズケーキディップ(クラッカー・果物に)

一番シンプルで、失敗が成功に見えるのがディップです。器に生地を入れて、クラッカー、ビスケット、りんご、いちごなどを用意するだけ。固まらない問題は、ディップなら問題になりません。むしろ、とろっとしているほうがつけやすいです。

この食べ方は、味の調整も簡単です。甘さが強いなら、ディップにプレーンヨーグルトを少し混ぜて軽くします。酸味が強いなら、はちみつを少量。塩気が欲しいなら、クラッカーを塩味のものにする。生地自体をいじりすぎないほうが、失敗が増えません。

見た目を整えるなら、表面をスプーンでならして、上に砕いたナッツやレモンの皮を少し散らすと、それだけで“パーティー用”になります。余りが出たら、ディップとして冷蔵で短期間使い切るか、小分け冷凍して、解凍後に混ぜ直して使うと無駄が出にくいです。

“チーズケーキトースト”(朝ごはん向き)

パンに塗って焼くと、表面が少し乾き、香ばしさが出て、固まりにくさが目立たなくなります。食パンにチーズ生地を薄く塗り、トースターで焼くだけ。焼くときは焦げやすいので、最初は短めにして様子を見てください。

おすすめの組み合わせは、はちみつ+くるみ、ジャム+バナナ、シナモン+りんご。チーズ生地が甘いなら、果物は酸味のあるものが合います。逆に生地がさっぱりなら、はちみつでコクを足すと満足感が上がります。

注意点として、塗りすぎると垂れて焦げやすいです。薄く塗って、足りない分は焼き上がりに追い塗りする方法が安全。朝食にすると「失敗作の処理」ではなく「新しい定番」に変わります。余った生地を短期間で使い切りたいときに、特に役立つ食べ方です。

ひと口サイズ「チーズケーキボール」(冷やして丸める)

丸める系は、生地の状態によって難易度が変わります。でも、コツを押さえると作れます。まず生地を冷凍庫に入れて、スプーンで扱える硬さまで冷やします。完全に凍らせず、少し固いアイスくらいを目指します。そこから一口サイズにすくい、手早く丸めます。

表面には、ココア、粉糖、砕いたクッキー、ココナッツファインなどをまぶすと、手に付きにくくなり見た目も整います。中にナッツやドライフルーツを少し入れると、食感が出て満足度が上がります。甘さが足りない場合は、外側を甘めのクッキー粉で包むと調整できます。

ゆるすぎてどうしても丸まらないときは、砕いたビスケットを生地に少し混ぜて“固さを作る”のも手です。混ぜすぎると重くなるので、少しずつ。できあがったら再び冷蔵か冷凍で落ち着かせます。ひと口サイズは配りやすく、余りの消費にも向いています。


余りを出さない保存・アレンジ設計(次からラクになる)

冷蔵・冷凍の向き不向き(食感が変わるもの、変わりにくいもの)

同じチーズケーキでも、保存で変わりやすいタイプと変わりにくいタイプがあります。レア系は冷凍で食感が変わりやすく、解凍後に少し水っぽく感じることがあります。一方、焼いたタイプは比較的冷凍に強く、解凍しても“しっとり感”が残りやすいです。

冷蔵保存は、短期間で食べ切る前提の選択です。乳製品を使うものは、出しっぱなしにせず冷蔵庫へ戻すのが基本。食品安全情報では、室温に置く時間を短くすること、調理後は早めに食べることが繰り返し書かれています。

目安としては、冷蔵で数日以内に使い切る意識が安心です。チーズケーキは冷蔵で3〜4日という案内がよく見られます。
迷ったら「早めに冷凍」して、食べ方をアイス寄りに切り替えるのが失敗しにくいです。

小分け冷凍のコツ(ラップ+容器でストレス減)

冷凍のコツは、空気とにおい移りを減らすことです。まず一回分ずつ小分けにし、表面にラップをぴったり貼り付けます。その上で容器に入れるか、さらに袋に入れる。二重にすると、乾燥しにくく、冷凍庫のにおいが付きにくいです。

液状に近い生地は、最初からカップに入れて冷凍すると楽です。使いたいときは、冷蔵庫に移して半解凍にし、そのままスプーンで食べるとアイスのようになります。完全に解凍してしまうと、水分が分かれて気になることがあるので、半解凍で食べ切る設計が向いています。

ラベルを貼って日付を書くのも地味に大切です。冷凍庫の奥から「これ何だっけ」が出るとテンションが下がります。冷凍したものは、できれば早めに食べるほど風味がよいので、週末ごほうびとして回すのがおすすめ。食べる前に混ぜ直すだけでも、口当たりが戻りやすいです。

甘さが強すぎた/弱すぎたの調整アイデア

甘さの調整は、生地に砂糖を足して混ぜるより「合わせる側で調整」が安全です。甘すぎるときは、無糖のヨーグルトを少し混ぜる、レモン汁を少量足す、ベリーや柑橘の酸味と合わせる。こうすると、混ぜムラのストレスが少なく、味がまとまりやすいです。

甘さが足りないときは、はちみつ、メープル、ジャム、キャラメルソースなど“上から足す”のが簡単。層にしたり、トッピングに逃がすと、全体の質感を変えずに調整できます。焼きデザート化する場合は、クランブル側を甘めにするのも手です。

逆に、甘さを足すために練乳を多く入れると、重くなりやすいので少量から。塩をほんの少し入れると甘さが際立つので、「甘さが弱い」と感じるときほど、砂糖を増やす前に塩をひとつまみ試すとバランスが取りやすいです。

酸味・塩味の足し算で“味をまとめる”テク

チーズ系の味がぼんやりするときは、酸味か塩味を足すと一気に輪郭が出ます。酸味はレモン汁が分かりやすいですが、入れすぎると固まりが弱くなることもあるので、リメイクでは「香り付け程度」を目標にします。レモンの皮を少し削るだけでも、味の印象が明るくなります。

塩味は、ほんの少しで十分です。塩を入れるのが怖いなら、塩味のクラッカーと合わせる、塩キャラメルソースを使う、ナッツを軽く塩で仕上げる。こういう“周辺で足す”方法が安全です。チョコやナッツと合わせたときに、塩の効果は分かりやすく出ます。

もう一つのテクは、苦みを少し足すこと。ココアや抹茶、コーヒーは、甘さとコクをまとめてくれます。ティラミス寄せが強いのもそのためです。失敗を帳消しにするというより、味の方向性を変えて「別のお菓子にした」と言える状態に持っていくのがコツです。

次回失敗しにくい仕込みのコツ(道具と手順の要点)

次に同じ失敗をしないための要点は、実はシンプルです。クリームチーズは適温に戻してから混ぜる。固め材料は溶かし切り、なじませてから全体に入れる。これだけで“固まらない”の多くは減ります。

道具で効くのは、キッチンスケールと温度管理です。分量を目分量にすると、固め材料が少なくなりがちです。冷蔵庫の温度が高いと落ち着くまで時間がかかるので、できれば冷蔵庫は低温を保つ、という基本も大事になります。

最後に、時間の設計。レア系は作ったその日に切りたくなりますが、寝かせるほど安定します。どうしても急ぐ日は、最初からカップ仕立てにして“切る工程”をなくすと失敗が減ります。作り方だけでなく、出し方の設計を変えるのが一番の近道です。


まとめ

固まらなかったチーズケーキは、失敗というより「形を変えれば強い素材」です。冷やし不足なら落ち着かせればよく、固め材料がうまく効いていなくても、層にする・焼く・凍らせるでいくらでも道が作れます。特にカップ系は、盛るだけで完成度が上がり、家のデザートが一気に店っぽくなります。

一方で、乳製品を使うものは安全第一。室温に置く時間を短くし、冷蔵・冷凍をうまく使うことで、おいしさも安心も守れます。今回のリメイクを一度やってみると、次からは「余っても困らない」どころか、余るのを楽しみにできるようになります。

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