モンブランって、ひと口目から幸せですよね。栗の香り、なめらかなクリーム、土台の食感。だけど同時に「これ、1個で何kcalなんだろう」「糖質や脂質ってどれくらい?」と、頭の片隅がザワつくのも正直なところ。
この記事では、モンブラン1個のカロリーや糖質・脂質の考え方を、実際の栄養表示の例も交えながら整理しました。そのうえで、太りにくい食べ方を“我慢しない現実解”としてまとめています。モンブランを好きなまま、後悔を減らしたい人は、ここから一緒に整えていきましょう。
モンブラン1個の栄養をざっくり把握しよう
カロリーは「サイズ」と「土台」で大きく変わる
モンブランのカロリーは「1個いくら」と言い切るのが難しく、いちばん効くのはサイズ(重さ)と土台の種類です。たとえば一般的な目安として、カロリー計算サイトではモンブラン1個(約118.6g)が408kcalというデータがあります。 一方で、実際に売られている商品を見ると、コンビニの「イタリア栗のモンブラン」は1個284kcal。 山崎製パンの「モンブラン」は1個304kcal。 さらに専門店寄りのシャトレーゼ「国産和栗のモンブラン」は1個388kcalと、同じ名前でも差が出ます。
この差の正体は、土台がスポンジなのか、ビスケットやタルトなのか、クリームの量が多いのか、そして全体の重量がどれくらいか、の組み合わせです。タルトやパイ系はバターや油脂が入りやすく、同じ大きさでも高カロリーになりがち。逆にカップ型で土台が軽いタイプは、見た目よりカロリーが落ち着くことがあります。「モンブランは全部同じ」と思わず、商品ラベルの「熱量」を見るのが最短ルートです。
糖質が多くなりやすいポイントはここ
モンブランで糖質(体の中でエネルギーになりやすい炭水化物)が増えやすい場所は、実は栗だけではありません。まず、マロンクリーム自体が「栗+砂糖」で作られることが多く、ここで糖質が積み上がります。次に、土台がスポンジ・メレンゲ・ビスケット・タルトなど粉もの中心だと、ここでも炭水化物が増えます。セブン‐イレブンの「イタリア栗のモンブラン」は炭水化物33.2gで、そのうち糖質31.7gと表示されています。 つまり、糖質は「栗の部分」だけでなく「下の部分」でも増える、ということです。
よくある誤解が「栗は芋っぽいから糖質が多い=栗が悪者」という見方。でも実際は、同じ栗系でも砂糖の量や土台の種類で糖質は大きく変わります。購入時に糖質表示がない商品は、炭水化物と食物繊維が書いてあれば「炭水化物−食物繊維=糖質の目安」と考えるのが現実的です(ただし正確な糖質量ではなく目安)。糖質を気にするなら、クリームが甘いタイプより「栗の風味重視で甘さ控えめ」をうたう商品、土台が軽い商品を選ぶのがコツです。
脂質が増えやすいポイントはここ
モンブランで「太りやすさ」に直結しやすいのは、脂質の存在感です。脂質は1gあたりのエネルギーが大きいので、同じ量でもカロリーに効きます。脂質が増える原因は主に3つ。1つ目は生クリーム。2つ目はバターやマーガリンが入った土台(タルト、パイ、クッキー系)。3つ目がチョコやナッツ、キャラメルソースなどの追加要素です。実例として、セブンの「イタリア栗のモンブラン」は脂質15.9g。 山崎製パンの「モンブラン」は脂質15.5g。 同じくらいの脂質でも、全体のカロリーは商品ごとに変わるので「脂質だけ見ればOK」ではありませんが、脂質が増える構造は共通しています。
脂質の多さを見抜くいちばん簡単な方法は、土台を見ること。下がタルトでつやがある、サクサク感を売りにしている、クッキーが敷いてある、こういうタイプは脂質が上がりやすいです。逆に、スポンジ中心で軽い口当たりのタイプは、同じ満足感でも脂質がやや控えめになることがあります。「栗の濃厚さ」に目を奪われがちですが、太りやすさ目線なら「クリームと土台の油脂」を優先してチェックすると外しにくいです。
“栗”が多いほどヘルシー…は本当?
結論から言うと「栗が多い=自動的にヘルシー」ではありません。栗そのものは食物繊維やミネラルも含みますが、モンブランの“栗感”は、砂糖と混ざったマロンペーストやマロンクリームで作られていることが多いからです。つまり栗が増えると同時に、砂糖も一緒に増える可能性があります。カロリー計算サイトの例では、1個あたり糖質49.51g、脂質22.07gというデータもあり、栗系だから低糖質とは言いにくい現実があります。
ただし、栗が多いタイプが「悪い」わけでもありません。ポイントは甘さと油脂の設計です。栗の比率が高くても、クリームの量を抑えたり、土台を軽くしたりすると、全体のカロリーは落ち着くことがあります。逆に栗が少なくても、生クリームたっぷり+タルト土台なら高カロリーになりやすい。なので判断基準は“栗の多さ”ではなく、「熱量」「脂質」「炭水化物(糖質)」のバランス。買う前にラベルを見る、ラベルがないなら公式サイトの栄養成分を確認する。これがいちばん確実です。
コンビニ・専門店・手作りで違う理由
モンブランの栄養が変わる理由は、作り方の目的が違うからです。コンビニは「毎日食べても飽きない」「価格と満足感のバランス」「持ち運びの安定性」を重視するので、サイズが比較的コンパクトで、配合も標準化されます。セブンのモンブランが1個284kcalというのは、その設計の結果とも言えます。 いっぽう専門店は「香り」「濃厚さ」「食感の重なり」を重視し、栗クリームを厚くしたり、土台を凝ったりしやすい。その分、カロリーも上がりやすく、シャトレーゼの例では1個388kcalです。
手作りはさらに振れ幅が大きいです。砂糖を控えれば糖質は下げられますし、生クリームをヨーグルト系に置き換えれば脂質も下げられます。その代わり、甘味料や食物繊維を足すレシピもあり、体質によってはお腹がゆるくなることもあるので注意が必要です(特に糖アルコールを使うタイプ)。要するに、同じ「モンブラン」という名前でも、目的が違えば栄養も別物。数字を見て自分のルールに合わせるのがいちばん失敗しません。
そもそもモンブランで太りやすいのはなぜ?
太りやすさは「糖質×脂質」の組み合わせで決まる
太りやすさは、カロリーだけで決まるわけではありません。でも現実として「糖質が多い」「脂質が多い」が同時に起きると、食べすぎやすくなります。モンブランはまさにその条件に入りやすいお菓子です。糖質はマロンクリームと土台、脂質は生クリームとバター系の土台。両方がそろうと、口当たりがよくて満足感が強い反面、気づくと1個ペロッといけてしまいます。
具体例を見ると、セブンのモンブランは糖質31.7g、脂質15.9g。 カロリー計算サイトの例では糖質49.51g、脂質22.07gというデータもあります。 こういう数値を見て「モンブラン=太る」と決めつけるのではなく、どこで増えているのかを理解するのが大事です。糖質を控えたい日なら小さめを選ぶ、脂質が多い食事のあとならデザートを別日に回す。そうやって“重なる日”を減らすだけで、体重の増え方はかなり変わります。
生クリーム・バター・チョコ…脂質トラップ
モンブランの脂質トラップは、見た目の「白い部分」だけではありません。もちろん生クリームは脂質の主役ですが、土台のタルトやクッキー、ビスケットにバターやマーガリンが使われると、下からも脂質が積まれます。さらに、チョコやキャラメル、ナッツを追加した“ご褒美タイプ”は、風味が増える分だけ脂質も上がりやすい。
参考として、山崎製パンのモンブランは脂質15.5g。 セブンのモンブランは脂質15.9g。 数字だけ見ると似ていますが、構成が違えば満腹感や食べた後の“追い食い”の起きやすさが変わります。脂質が多いと、口どけがよくなり「もう一口」が止まりにくいのもあるあるです。
対策は難しくなくて、「追加要素が多いほど脂質が上がる」と覚えておくこと。シンプルなモンブランを選び、トッピング盛り盛りは“特別な日だけ”にする。この線引きだけでも、同じモンブラン好きでも体型が分かれにくくなります。
タルト・パイ・スポンジ、土台で差がつく
モンブランの土台は、カロリーと“太りやすさ”を左右する隠れボスです。スポンジは小麦粉と砂糖と卵が中心なので、糖質が増えやすいタイプ。タルトやパイは、そこにバターなどの油脂が加わるので、糖質と脂質が同時に上がりやすいタイプです。さらにクッキーやビスケットを敷いたものは、サクサク感のために油脂を使うことが多く、こちらも注意ゾーンに入りがちです。
タルト系の栄養例として、モンブランタルトの100gあたりエネルギー394kcal、脂質26.2gという表示のある商品もあります。 これは“100gあたり”なので、実際に食べる量が増えるとカロリーもそのぶん増えます。つまり、タルト土台は少量でも密度が高くなりやすい。
逆に、カップ型で土台が軽いものや、スポンジが薄いものは、同じ満足感でも数字が落ち着くことがあります。迷ったら「タルトっぽい見た目かどうか」をまず確認。次にラベルで脂質を見る。この順番がいちばん当たりやすいです。
“食後のデザート”が危ない理由
モンブランが太りやすいと言われる原因のひとつが「食べるタイミング」です。食後にデザートとして追加すると、主食・主菜・副菜でしっかりカロリーを取ったうえに、さらに300〜400kcal級が上乗せされることがあります。実際、商品によっては1個304kcal(山崎製パン) や、1個388kcal(シャトレーゼ) などがあり、食後の“追加”としては意外と重い数字です。
さらに、満腹のつもりでもデザートは別腹になりやすいのが厄介なところ。甘いものは食欲スイッチを入れやすく、デザートをきっかけに「もうちょっとだけ」と別の甘いものやスナックに手が伸びる人もいます。太るのはモンブラン単体のせいというより、その後の流れ込みが原因になりやすい。
もし食後に食べるなら、最初から主食を少し減らす、モンブランを半分にする、食後の飲み物を無糖にする。こういう“セットの調整”が現実的です。デザートをゼロにするより、続けやすい形で整える方が結果が出やすいです。
体重より先に変わりやすい「見た目」の話
モンブランを楽しみつつ体型を保ちたいなら、「体重」よりも先に変わりやすいものを知っておくとラクです。それが、顔まわりやお腹まわりの“むくみっぽさ”や“張り”です。甘いものを食べた翌日に、なんとなくパンッとする感覚がある人は少なくありません。これは脂肪が一晩で増えたというより、食事量が増えたことによる一時的な変化が混ざっていることが多いです。
モンブランは糖質も脂質も入りやすいので、夜に食べると「消化中に寝る」形になり、翌朝のスッキリ感が落ちる人もいます。特に、食後にさらに甘い飲み物を合わせると、糖質が追加されやすいので要注意。
だからこそ、見た目を守るコツは“翌日まで引きずらない”こと。水分をしっかり取る、野菜やたんぱく質中心の食事で整える、睡眠を確保する。これだけで戻りやすくなります。モンブランを「食べたら終わり」ではなく、「食べた後の整え方まで含めて楽しむ」と、罪悪感が減って続けやすいです。
太りにくい食べ方5ルール(我慢しない現実解)
食べるなら「時間帯」はここが無難
太りにくさを考えると、モンブランは“夜のご褒美”より“日中のおやつ”の方が無難です。理由は単純で、日中の方がその後に活動量が確保しやすいから。夜遅い時間に食べると、食べた分のエネルギーを使う前に休む時間が来やすく、翌朝まで重さが残る人もいます。
とはいえ、時間帯だけで太る太らないが決まるわけではありません。大事なのは「今日の食事の中で、どこに置くか」。たとえば、昼食が軽めの日におやつとしてモンブランを食べるなら、1日の中で帳尻を合わせやすい。一方、夜にしっかり食べた日にデザートで追加すると、単純に総量が増えます。
商品によっては1個284kcal(セブン) から、1個388kcal(シャトレーゼ) まで幅があります。だから「夜は絶対ダメ」と決めるより、食べるなら日中に寄せる、夜なら半分にする、のように現実的なルールにすると続きます。
1個が重いときの“半分作戦”のやり方
モンブランは1個で満足感が出やすい反面、食べ始めると止まりにくいこともあります。そこで効くのが“半分作戦”です。ただし、ただ半分にするだけだと「残りが気になって結局食べる」になりがち。コツは3つあります。
1つ目は、最初に切って別皿に移すこと。ケーキの箱のままだと、視界に残りが入り続けます。2つ目は、残りをすぐ冷蔵庫の奥へ入れること。机の上にあると、会話の途中で手が伸びます。3つ目は、半分を“ちゃんとデザートとして完成させる”こと。小皿にのせて、温かい無糖の飲み物を用意し、5分だけゆっくり食べる。これで満足感が上がります。
そもそも1個のカロリーは商品で変わり、たとえば山崎製パンは304kcal。 これを半分にすれば約152kcal相当になります(あくまで単純計算)。完全に我慢するより、量で調整する方がストレスが少なく、長期的には失敗しにくいです。
飲み物の選び方で糖質が追加される
モンブランと一緒に何を飲むかで、糖質は簡単に追加されます。いちばんありがちなのが、甘いカフェラテや砂糖入り紅茶、加糖のミルクティーです。モンブラン自体に糖質が入っているのに、飲み物でも足すと「デザートセット」が一気に重くなります。
おすすめは、無糖のコーヒー、無糖の紅茶、ほうじ茶、緑茶など。苦みや渋みがある飲み物は、甘さの輪郭がはっきりして満足感も出やすいです。もしミルク感が欲しいなら、砂糖なしでミルクを少しだけ入れるくらいが落としどころ。
コンビニモンブランの例でも糖質31.7gと表示があり、 ここに甘い飲み物が加わると、体感的にも“甘さ疲れ”が出やすく、逆にだらだら食べやすくなる人もいます。飲み物は「甘さを追加しない」だけで、同じモンブランでも後悔が減りやすいです。
先に食べると得する食べ物(順番のコツ)
モンブランを太りにくく楽しむなら、食べる順番を味方にするのが手堅いです。ポイントは、モンブランの前に“軽いクッション”を入れること。おすすめは、無糖ヨーグルト、ゆで卵、チーズ少量、ナッツ少量、野菜スープなど。ここでの狙いは、空腹ど真ん中でモンブランに突撃しないことです。
お腹がすきすぎていると、甘いものの吸引力が強くなって「一気食い」になりやすい。そうなると満足感が追いつく前に食べ終わり、追加で何かを探しやすくなります。逆に、少し落ち着いた状態で食べると、半分でも満足しやすい。
もちろん、これでカロリーがゼロになるわけではありません。けれど、行動として食べすぎを減らせるのが大きい。モンブランは商品によって300kcal台が普通にあり、 食べすぎると総量が跳ねます。順番は地味ですが、効き目が出やすい調整です。
食べた後にやると後悔が減る行動
モンブランを食べた後の後悔は、脂肪が増えたかどうかより「やってしまった感」から来ることが多いです。そこで、食後の行動を決め打ちしておくと気持ちが整います。おすすめは、10〜15分だけ歩く、軽く片付けをする、ストレッチをする、のどれか。運動で相殺するというより“ここで終わり”の合図にするイメージです。
もうひとつ効くのが、食べた量をメモすること。「モンブラン半分、無糖コーヒー」と書くだけでも、次回の調整がしやすくなります。人は曖昧だと自分を責めやすいので、事実が残ると落ち着きます。
食べた翌日は、朝食で野菜やたんぱく質を意識し、水分をしっかり取る。これだけで戻りやすい人も多いです。大事なのは、モンブランを“反省イベント”にしないこと。食べた後の流れを作っておくと、好きなものを長く楽しめます。
選び方で差がつく!太りにくいモンブランの見分け方
原材料表示でチェックするべきワード
モンブランを選ぶときは、まず栄養成分で「熱量・脂質・炭水化物」を見て、次に原材料表示で“増えやすいポイント”を探すと失敗しにくいです。原材料で注目したいのは、生クリーム(クリーム)、バター、マーガリン、ショートニング、植物油脂など。これらが前の方に書かれているほど、油脂が多い可能性が上がります。
また、砂糖、ぶどう糖果糖液糖、水あめなどの甘味系が複数並んでいると、甘さ(糖質)が強めの設計かもしれません。もちろん原材料は量の多い順に書かれるのが基本なので、最初の数個がヒントになります。
数字の例として、セブンのモンブランは脂質15.9g、糖質31.7g。 山崎製パンは脂質15.5g、炭水化物36.9g。 こういう情報がある商品は、比較して“自分の許容範囲”に入るかを判断できます。迷ったら、脂質が低い方から試すのが取り入れやすいです。
「栗感が強いタイプ」を選ぶときの注意点
栗感が強いモンブランは、香りが良くて満足度が高い反面、濃厚さを出すためにクリーム量が増えていることがあります。さらに、栗のペーストは砂糖と一緒に練られていることが多く、甘さも上がりやすい。だから「栗が濃い=低糖質」とは限りません。
とはいえ、栗感が強いタイプは“少量で満足しやすい”という利点もあります。ここが大事で、満足しやすいなら半分作戦が成功しやすい。つまり、選び方は「1個の数字」だけでなく「自分がどれくらいで満足できるか」も含めて考えると上手くいきます。
シャトレーゼの「国産和栗のモンブラン」は1個388kcal、炭水化物57.1gという表示があります。 濃厚系はこうした数字になりやすいので、食べる日は他の間食を減らす、夕食の主食を少し控えるなど、セットで調整するのが現実的です。
クリーム多め vs 栗ペースト多め、どっちが良い?
「太りにくさ」で考えるなら、ざっくり言うと“クリーム多め”は脂質が上がりやすく、“栗ペースト多め”は糖質が上がりやすい傾向があります。どちらが良いかは、あなたが普段どちらを取りすぎているかで変わります。
たとえば、普段の食事が揚げ物やこってり系が多いなら、脂質を増やしやすいクリーム多めは避け、比較的軽いタイプが無難です。逆に、主食や甘い飲み物が多くて糖質が多めなら、栗ペーストがたっぷりの濃厚系は量を調整した方が安心です。
数字で見ると、コンビニのモンブランは284kcalで脂質15.9g、糖質31.7g。 カフェ系の例として、ドトールの「熊本県産和栗のモンブラン」は287kcal、脂質15.8g、炭水化物33.3gというデータがあります(PDFのページ画像取得はツール側エラーでできませんでしたが、本文の栄養成分表に記載があります)。 こうした実例を参考に、「今日は脂質を抑えたい」「今日は糖質を抑えたい」で選べるようになると強いです。
小さめサイズ・カップ系が向く人/向かない人
小さめサイズやカップ系のモンブランは、総量を抑えやすいので“食べ過ぎ防止”に向いています。実際、セブンのモンブランは284kcalで、 大きめの専門店タイプより軽いケースがあります。食べる頻度が高い人、夜に食べがちな人、間食を習慣にしたい人には相性が良いです。
一方で、向かない人もいます。それは「小さいと物足りなくて、結局もう一品食べる人」。このタイプは、カップ系で我慢して追加の甘いものを食べるより、濃厚系を半分にして満足感を取りに行った方が結果的に総量が減ることがあります。
要するに、太りにくさは“商品選び”と“行動”のセットです。小さめを選んだら飲み物は無糖、食べたらそこで終了。濃厚を選ぶなら半分作戦。自分がどちらで失敗しやすいかを一度観察すると、次からは選び方がぐっと楽になります。
手作り派向け:糖質・脂質を減らす置き換えアイデア
手作りの強みは、糖質と脂質のどちらも調整できることです。脂質を抑えたいなら、生クリームを全部使わずにギリシャヨーグルトを混ぜてコクを出す、豆乳系を使う、クリーム量そのものを減らす。土台はタルトよりスポンジ、もしくは市販のビスケットを減らして薄くするだけでも変わります。
糖質を抑えたいなら、砂糖の量を減らすのが基本ですが、代替甘味料を使う場合は注意も必要です。低糖質ケーキの例として、砂糖の代わりにマルチトールを使った低カロリーのモンブランケーキが紹介されているケースもあります。 ただ、糖アルコール系は体質によってお腹がゆるくなることがあるので、初回は少量から試すのが安全です。
手作りは“完璧”を目指すより、普段のモンブランより少し軽くする、くらいが続きます。油脂の多い土台を軽くする、クリーム量を少し減らす、砂糖を少し引く。この3点だけでも、体感はだいぶ変わります。
よくある疑問Q&A(ダイエット中の“モンブラン迷子”を救う)
週に何回までならOK?考え方の目安
「週に何回までOKか」は、体重・活動量・普段の食事で変わるので、万人に当てはまる回数はありません。代わりに、再現性が高い考え方を置いておきます。それは「モンブランを食べる日は、他の間食を1つ減らす」「食事の主食を少し控える」のどちらかをセットにすることです。
モンブランは商品によって284kcal(セブン)、304kcal(山崎製パン)、388kcal(シャトレーゼ) のように幅があります。週に1回でも“濃厚系+甘い飲み物+夜”が重なると増えやすいし、週に2回でも“小さめ+無糖+日中+半分作戦”なら収まりやすい。回数より、食べ方の質が効きます。
目安を作るなら、まずは2週間だけ「週1回、日中、無糖の飲み物、半分も可」で試して、体重ではなく“見た目の戻りやすさ”を観察するのがおすすめです。そこで問題がなければ、頻度を微調整していくと失敗しにくいです。
夜に食べちゃった…翌日のリカバリー術
夜にモンブランを食べてしまったとき、やりがちなのが「翌日を極端に減らす」ことです。でも極端に減らすと、次の反動で甘いものが欲しくなり、ループしやすくなります。リカバリーは、淡々と整えるのがいちばん強いです。
具体的には、翌朝は水分をしっかり取る。朝食はたんぱく質(卵、ヨーグルト、豆腐など)と、野菜や海藻を足す。昼は普通に食べて、間食は控えめにする。夜は主食を少しだけ減らし、揚げ物やこってりを避ける。これで十分です。
モンブランは糖質も脂質も入りやすいので、 翌日は脂質と追加の糖を足しすぎないのがコツ。運動ができるなら、長時間のハードな運動より、少し長めに歩く方が気分的にも続きます。何より大事なのは、1回の出来事を“失敗”扱いしないこと。戻す行動ができれば、トータルでは整います。
糖質オフ/低糖質モンブランって本当に太りにくい?
低糖質をうたうモンブランは、糖質を抑える工夫がされていることがあります。ただし「低糖質=無条件で太りにくい」ではありません。理由は2つ。1つ目は、糖質を下げる代わりに脂質が増えている場合があること。2つ目は、甘味料の種類によって体質に合わないことがあることです。
低カロリーケーキの例では、砂糖の代わりにマルチトールを使い、水溶性食物繊維を加える設計が紹介されています。 こうした工夫はたしかに“数字”には反映されやすい一方、糖アルコール系は体調に影響が出る人もいます。
結局のところ、見るべきは「熱量」「脂質」「炭水化物(可能なら糖質)」のセットです。低糖質でもカロリーが高ければ総量は増えるし、逆に通常タイプでも量を半分にできるなら太りにくさは作れます。商品名より、数字と自分の食べ方で判断するのが確実です。
運動で相殺できる?できない?リアルな話
運動で“完全に相殺する”発想は、続きにくいのでおすすめしません。たとえばモンブランは1個で284kcalのものもあれば、388kcalのものもあります。 これを毎回「運動で消す」と考えると、食べるたびに義務感が発生して、モンブラン自体が嫌いになりがちです。
現実的には、運動は“相殺”より“整える”の役割で使うのが強いです。食後に少し歩く、翌日にいつもより少し多めに動く。こうした小さな動きで、気分がリセットされて食べすぎの連鎖を断ちやすくなります。
もし数値で納得したいタイプなら、「食べた日はエスカレーターを階段に変える」「帰り道を10分遠回りする」くらいの“足し算”を習慣にすると、結果的に差がつきます。運動を罰にしない。これが長期で勝つやり方です。
“罪悪感”を減らすためのチェックリスト
モンブランを食べた後の罪悪感は、ダイエットの敵です。罪悪感が強いほど、投げやりになって次の食べすぎにつながりやすいからです。そこで、食べる前に次のチェックリストを使ってください。
・今日は他の間食を1つ減らせる
・飲み物は無糖にできる
・食べる量は1個か半分か決めた
・食べた後に10分歩くか片付けをする
・翌日の朝食はたんぱく質を入れる
これが3つ以上できるなら、かなり上手に楽しめています。
モンブランは商品差が大きく、同じ「モンブラン」でも304kcal(山崎製パン) や388kcal(シャトレーゼ) のように変わります。だからこそ、自分の行動でコントロールできる余地が大きいお菓子でもあります。食べ方の勝ちパターンを作れば、好きなものを手放さずに済みます。
参考になる数値まとめ(比較表)
商品やサイズで差が大きいので、目安として公式表示や公開データを並べます(同じ商品でもリニューアルで変わることがあります)。
| 例(1個あたり) | 熱量 | 脂質 | 炭水化物 | 糖質 |
|---|---|---|---|---|
| セブン‐イレブン イタリア栗のモンブラン | 284kcal | 15.9g | 33.2g | 31.7g |
| 山崎製パン モンブラン | 304kcal | 15.5g | 36.9g | 記載なし |
| シャトレーゼ 国産和栗のモンブラン | 388kcal | 16.3g | 57.1g | 記載なし |
| カロリー計算サイトの目安(約118.6g) | 408kcal | 22.07g | 51.25g | 49.51g |
| ドトール 熊本県産和栗のモンブラン(参考) | 287kcal | 15.8g | 33.3g | 記載なし |
まとめ
モンブラン1個のカロリーは、だいたい「300〜400kcal台」が普通にあり、商品によっては284kcalのものもあれば、388kcalやそれ以上の目安データもあります。 太りやすさのポイントは、栗そのものより「糖質が増えやすいマロンクリームと土台」「脂質が増えやすい生クリームとバター系の土台」が同時に乗りやすいことでした。
でも、モンブランは“やめる”より“扱い方を決める”方がうまくいきます。日中に寄せる、半分作戦を使う、飲み物は無糖、食べる前に軽いクッション、食べた後は10分だけ動く。この5点だけで、好きなものを楽しみながら調整ができます。選ぶときは「熱量・脂質・炭水化物(糖質)」を見て、自分の生活に合うタイプを選べば、モンブランは敵ではなく味方になります。
